4月読本
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salaの本箱 - 2014年04月 (3作品)
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今月はどれも心を動かされました。
飄々としたイメージの加賀さんの過去が描かれていて、父親との確執や両親への思い、両親がお互いを思う気持ち、加賀さんを思う想い。本当に相手のことを想っているはずなのにうまく伝わらない、伝わっているのにうまくいかない事ってあるんだな。本筋の事件もさることながら、加賀家の事情も哀しい物語だった【祈りの幕が下りる時】
本を読んでこんなにも涙したのは久しぶりだった【猫旅レポート】
有川さんの描く人々の強さと優しさ、思いやりは動物にもちゃんと描かれていました。
動物好きさんは読んでみる価値ありかと。
【望郷】は過去、現在、島民である人々の心の葛藤が垣間見れます。
「島」に限定しなくても、「田舎」がある人はや地方住みの人はこの物語の登場人物たちの気持ちがわかる気がします。
by sala_box
| 2014-04-30 20:22