12月読本。
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ちょっと早いけど。今月はこの3冊。
春、バーニーズで / 吉田 修一
乱反射 / 貫井 徳郎
イノセント・ゲリラの祝祭 / 海堂 尊
【イノセント・ゲリラの祝祭】がなんだか読みにくくてなかなか進まず。
【春、バーニーズで】はちょっとしたおしゃれ小説って感じでさらっと読めます。
だけど、なんていうか・・・それだけなんですよね。
あまり残るものがない。物足りなささえ感じてしまいました。
そういう意味で【乱反射】は読み応えありますし、読了後も色々と考えさせられますよ。
誰か一人だけが悪いってわけでもなく、でも誰も悪くないのかと言われればそうでもなく。
ちょっとずつルールを守らず非常識な事をした人たちの負の連鎖が不幸な事故を招いた。
そうとしか言いようがないんだけど、被害者当人やその家族にしてみたらそんな事で済まされてたまるかって気にもなりますよね、そりゃ。
by sala_box
| 2009-12-29 14:08